レースに出てきました。
今回よりエンジョイモトクロスと同時開催ということで、いつものタイムスケジュールと違い、朝一発目がうちらのでる1Hクラスでしたので、会場に着くや否や慌しかったです。前日にマシンを整備しておいて良かったです。(^_^;)

エンジョイモトクロスな人も含め、第2駐車場もいつも以上に賑やかです。
レース前のマシン、美しい・・・やっぱヤマハブルーはカッコイーですね。
(実物は見るともっとキズが目立つ。写真だと新品に見えるね。)
今日、先回程YZが多くなかったし。(笑)
先回は周り中YZだらけでなんかな~って感じだった・・・(^_^;)
さて、レースの中身ですが、マシンは先回までの記事を参考にしていただければ分かりますが、この上無く、最高に仕上げています。
昨晩はぐっすり眠った(5H程)ので体調も万全。
公式練習走行でも、先回と違い、トラブルも無く、難なく走れましたが林道が一部変更されていて、戸惑いました。
タイトかつ逆バンクの嫌がらせのような低速コーナー(コーナーというのか?)が3箇所程、つなぎも急坂を登って、頂上にはこんなコーナーとフルスケールモトクロッサーにはストレスのたまるものとなっていました。
モトコースはフロントサスをフルオーバーホールした安心かんから、気持ちよくハイペースでも走ることができました。練習は・・・
で、コース2周を緩急つけてポイントの路面状況をチェックして終了。
今回はなんか、良い線行けそうかな?と感じました。
練習で付いた泥を軽く落としたら、すぐにレース開始です。
(いなべの泥は粘土の様で付いたらなかなか取れない・・・)
スタートは先回INを攻めすぎてはまったので、今回はもうひとライン外を狙います。案の定インは誰かがエンストかなんかで止まり、後ろから突っ込まれはまっていました・・・
私は、その横をするするっと抜け前に。
で、第2コーナー、第3コーナーも集団にくっついてだらだら走行していたが、集団を避けようとフープス手前の第4コーナーをINから入ったら、前の人がいきなりこけやがった・・・しかも超スローでこけるもんで、私のマシンの前輪をまきこんじゃうし・・・
で、スポークとこけたマシンのステップがひっかかり、難儀なことに。
こけたやつは何を熱くなっているのか俺のマシンをガンガン蹴って外そうとするし。私は「おい、おい!」と大声で叫ぶと。われに返ったのか「すいません。」と会釈をしてきて冷静にお互いのマシンを持ち上げながらしたら、簡単に外れた。
やれやれ、一周目そうそう、キックスタートの試練か・・・
が一発で掛かる。さすがだ♪
で、絡んだおかげでまたどべ集団からのスタート。
最近、いきなりのはまりが多いです・・・(泣)
このあと、気を取り直して林道へ。
公式練習で感じたがやはりタイトすぎて厳しい・・・
フルスケールだとほぼ止まる寸前までスピードを落として、片足を完全に付きながら、半クラでアクセルターン(もどき)が必要なところも・・・
こういった所は車高の高いモトクロッサーだと泣きたくなります。
案の定、何回もミスってエンストさせてしまいました。
あと、急坂途中で人を避けようとして登った時、いちどギヤが抜けてしまい、谷側に倒れたので足が着けなく斜面からすごい勢いでこけてしまいました。
バイクは逆さに近い状態、わたしは3回転程、ごろごろ谷の方に落ちていってしまいました。(^_^;)
スローな動きだったので怪我は無いのですが、マシンがひっくり返ったのでさすがになかなか再始動できませんでした。
で、またマシンの引き起こしなどで体力・気力をほとんど使い果たしてしまった。
しかも、クッラチレバーが下向きにずれてしまったため、クラッチがうまく操作できない・・・
(座りながらの走行だと肘を異常に上げないとうまく握れない。途中で止まって叩いて戻そうとしてみたが全然動かないしよ・・・)
で、またダラダラしたレースになってしまいました。
最後の最後にもこの急坂でハマった。
渋滞していたので、先の二の舞は嫌なのでキャメルバックを使って水分補給をしながら、ある程度ラインが空くのを待っていたら、後から後からうまい人がバンクを滑りながら登っていく、そのうちムロ君も着て、当たり前のように登っていく。
くっそ~と思い私も続いたのが間違え、目の前のうまい人が事もあろうに大コケしてラインが完全にふさがれた、「うわぁ~」って言って、私は止まって、なんとかバンクで持ちこたえようとしたがリヤは空転してあり地獄のように正規のラインにずるずる吸い込まれていく、正規ラインのところには既にスタックしている人が数人待ち構えている・・・
ズルズル私が落ちてきて、目が合って「こんにちは。すいません。」って感じで会釈しました。(笑)
そのあと、誰かが脱出しないとらちがあか無そうだったので、ギャラリーの若いお兄さんが脱出のお手伝いをしてくれました。
とんでもない崖を3人力を併せて、なんとかちょっとした平地に脱出。
「ありがとう。」心から感謝して会釈したあと、しばらく息を整えるため一休み。で、へばって休んでいる所に、マーシャルの人が来て、「もうチェッカーが振られましたが、行けます?大丈夫ですか?」と言ってきたので、「はい、すいません。行けます。」と言って、最後の力でキック。こけてはいなかったので、数回で掛かった。
このあとは最後の周ということで、林道は安全に安全に走り、モトコースではうっぷんを晴らすようにオールスタンディングでバリバリ走った。このレースでこの最後の走行が一番気持ちよかった。(笑)
ということで、順位はまたけつの方。マシンは完璧に仕上がったが、実力が伴いませんでした。試練はまだまだ続くなぁ。。。
CRMで出ていた、昨年までは順位を稼げる得意なセクションだった林道ですが、YZ250Fにしてからはなんか苦手なセクションになってしまいました・・・
今更ながら、CRMのあの粘りあるエンジン特性は林道エリアではかなり助けられていたことが分かった。
もっともっと、マシンを手足のように扱えるようにならないとこの先も不安だ。
午後の3H観戦時、フルスケールモトクロッサーに乗るうまい人(TOP走行)を見ていると、アクセルターン、ブレーキターンを駆使して小回りしているので、その辺をもっと自由自在に扱えるよう練習しようと思います。
↑若い、モトクロスなお兄さん(マシンはCRF250R)は勢いは良いが、林道ではやはり突っ込みすぎでフロントから逝ったり、曲がりきれず止まったりしていた。「う~ん、やはりEDレースならではの練習もいるんだな。」と確信できました。ゆっくり、ゆっくり我慢のねちっこい走りも時には必要です。
あとは、坂道で止まったCRF-250Xがセルで「キュルキュル、バオン」とエンジンをかけ、じわりじわり登っていくのを目の当たりにすると「う、やっぱ、すげ~便利だな」とよだれがでた。買わないけどね。(笑)
あとは、工具数点を小さなウエストバックに入れて付けようと思う。
クラッチレバーがずれてからは指4本掛けで無理やり握っていたので、レース後に昼飯を食べるときに箸がまともに握れないほど握力が無くなっていた・・・
レース中も途中から辛くて辛くて・・・ほとんどレバーは握らずギヤを上げ下げしていた。
キャメルバックにツールバック装備、はたから見たらとても一時間のレースとは思えないだろうな。(笑)
ちなみにムロ君は着々とYZ85職人に近づいているようで、今回もいろいろあったにも関わらず12位でゴールしたようです。(^_^;)
順調に行けば、一桁楽勝だったか・・・
★続きに林道動画をいっぱい載せました。見てね。