チェーン&スプロケット交換
2008.11.24 Monday | バイク > W650 > W650カスタム
購入してから約9年、総走行距離2万6千kmのうちのW650、ここまでチェーンを交換することなく乗り切ってきましたが、今年の初め頃から妙にフリクション感が強くなったので、メンテがてら調べると、ある範囲ではチェーンが張り、ある範囲では緩む、いわゆる片伸びという状態になっていました。今年はあまり乗らなかったので、騙し騙し乗っていたのですが、へんなひっかりも感じ始めたのでさすがに交換です。
部品自体は一月以上前に通販で購入して届いていたのですが、なかなか暇が無く(他の遊びや車弄りでね・・・汗)ようやく交換。
↑交換した日はHIDを取り付けた次の日です。部品を調達したのはもっと前のセールだった時。

まずは、古くなったチェーンを取り外します。
過去にCRMの純正チェーンを切るのに安物の(とは言え2千円以上した。)チェーンカッターを使ったら、チェーンは切れずに一発で破壊してしまい、結局お店で切ってもらうという苦い思い出があるので、今回は始めから電動グラインダーでガリガリ削り落としました。チェーンの繋ぎってけっこう頑固ですね。安物カッターで切れるわけ無いよ。(汗)
注:要保護眼鏡!小さな鉄の破片が目に入り、最悪失明しますので・・・
で、今回は前後スプロケも新調するのでチェーンを外したら、まず、リアタイヤを外し、リアスプロケもこつこつと外していきます。ここのボルトは結構なトルクで締めていますのでプラハンを使いコツコツ緩めて行きましょう。

続いて、Frスプロケを外すため、周辺を攻めていきます。(笑)
なぜこんな表現をしたかというと、前に乗っていたSRや今まで経験したオフ車は外装のスプロケカバーを外すとすぐにアクセスできたのですが、W650はクラッチへの中継部品やらスピードセンサーが取り付くものがありすぐには外せましぇん。めんどくさ~。(泣)
・左上:普段の外観
・右上:
まず、ギヤチェンジペダル、ステップを外します。写真では付いていますが、結局外すはめになるので最初から外しておきましょう。
次にスプロケカバーを止めているたくさ~んあるボルトを適当に外していきます。
注:ボルト首下長さがばらばらなので後からわかるようメモしておきましょう。(サービスマニュアルを見てもわかりませんので。)
そうすると、クラッチに繋がる部品(クラッチブラケット)が顔を出します。
マニュアルに沿って、クラッチケーブルを外し、そのブラケットを外します。
・左下:
クラッチブラケットを外すとスピードセンサーブラケットが見えますので、センサーを外したら、引き続きセンサーのブラケットを外します。
・右下
ようやく、Frスプロケのお出ましです。センターナットは回り防止の止め金で止まっているので、マイナスドライバーとプラハンでコツコツと平らにすれば緩めれるようになります。その後は、ナットを緩めるのと一緒に回らないよう、バイクのギヤを1速にでも入れ(ニュートラル以外)、思いっきり緩めましょう。ここも、結構なトルクがかかっていますので、プラハンでレンチをガンガン叩いてやると緩みます。
と、ここまでくるのがなかなか大変です。しかも、初めて開いたので、中は飛び散ったチェーンのグリス汚れと泥でえらいことになっていました。(汗)

なんじゃこりゃー状態です。(これでもだいぶ落とした後です。)

最初はパーツクリーナーで落とそうと思ったが、らちがあかんので灯油浸けにしておきました。エンジン側もウエスに灯油を染みこませ、コツコツ拭き取れば綺麗になりました。

スプロケの新旧比較です。
Fr、Rrともにオフロード界での評判も良いサンスター製にしました。

サンスター:SUNSTAR/フロントスプロケット W650

サンスター:SUNSTAR/リアスプロケット ジュラルミン W650
Rrはアルミです。耐久性ならノーマル鉄製だろうが、今回は軽量かつ見た目もイイのでこれにしました。渋いブロンズカラーが気に入りました。(金色に近いが他有名メーカーの物ほど金ぴかでは無い)

フロントは、鉄です。(社外ものでもこれが普通です。)
こちらは、ノーマルより安かったので選んだのだが、ノーマルはなんか樹脂の部品が圧入されています。たぶん、チェーンノイズを抑えるものだと思うが。どうりで高いはずだ。サンスターのは単なる普通の歯車です。

スプロケを取り付けた状態。
先ほどの逆順で取り付けていきます。(画像は取り付け前の参考)
注:この辺は確実にマニュアルの規定トルク通りにトルクレンチで管理しましょう。ホイールのアクスルシャフトや駆動系、制動系といった回転の力がかかる部位は緩みやすく特に危険です。ちょい乗りして再確認もやったほうが良いと思います。W650もそれなりにtwinの振動があるバイクだしね。
といいつつ、Frスプロケのセンターナットはスピードセンサー読み取り部が邪魔するので、DEEPソケットが必要。しかし、こんなでかくて(S=17)深いソケットは持ってないのでカンカンに締めておきました。回り止めも付いているので大丈夫かと。(汗)

いよいよ、NEWチェーンの取り付けです。
左上:
ノーマルのEKチェーンの耐久性を買って、新しい物もEKチェーンをチョイスしましたが、ちょっと高級にシルバーメッキのものにしました。錆に強く、見た目も派手になります♪

EKチェーン(江沼チェーン)/シルバーシールチェーン W650
右上:
チェーンのかしめには必需品、べたなネーミングの

DID/かし丸君 #50系フルセット
(笑)です。ヤフオクで9500円だっけ?かで買っておきました。結構値が張りますので、チェーン交換はバイク屋で全部やってもらったほうがお得かもね。まぁ、私は弄るのが趣味でもあるんで、あまり使う機会は無いが一生ものだしイイかってのりです。(工賃がいくらか知らないがたぶん2~3回使えば元はとれるかなぁ・・・)
左下:
タイヤをはめ、チェーンを回し、ジョイントを付けたらまず、かし丸君でプレートを圧入します。しっかり圧入ができたら、今度は2本のピンを順番にかしめます。作業は説明書通りやれば簡単にできます。(説明書はしっかり読みましょう。圧入時とかしめ時作業で若干注意がありますので。)
右下:
かしめが終われば、チェーンに付いている余分なグリースをチェーンクリーナーを使って取り除けば完成です。白いベトベトのグリースは頑固に付いているのでほどほどに。走っていればそのうち飛んでいきます。が車体にこびりつくので後の掃除は大変ですがね・・・(-_-)

最後に、チェーンの張りを調整しつつ、タイヤのセンター出しをして終了!
あとは、ひとっ走りして初期伸びを修正してやれば完璧です。
うーん。我ながら決まった。ノーマルのクラシック的な美も良かったけど、やっぱ社外物に換えた~ってのが”さりげなく”分かるのも好きかも。(笑)
部品自体は一月以上前に通販で購入して届いていたのですが、なかなか暇が無く(他の遊びや車弄りでね・・・汗)ようやく交換。
↑交換した日はHIDを取り付けた次の日です。部品を調達したのはもっと前のセールだった時。

まずは、古くなったチェーンを取り外します。
過去にCRMの純正チェーンを切るのに安物の(とは言え2千円以上した。)チェーンカッターを使ったら、チェーンは切れずに一発で破壊してしまい、結局お店で切ってもらうという苦い思い出があるので、今回は始めから電動グラインダーでガリガリ削り落としました。チェーンの繋ぎってけっこう頑固ですね。安物カッターで切れるわけ無いよ。(汗)
注:要保護眼鏡!小さな鉄の破片が目に入り、最悪失明しますので・・・
で、今回は前後スプロケも新調するのでチェーンを外したら、まず、リアタイヤを外し、リアスプロケもこつこつと外していきます。ここのボルトは結構なトルクで締めていますのでプラハンを使いコツコツ緩めて行きましょう。

続いて、Frスプロケを外すため、周辺を攻めていきます。(笑)
なぜこんな表現をしたかというと、前に乗っていたSRや今まで経験したオフ車は外装のスプロケカバーを外すとすぐにアクセスできたのですが、W650はクラッチへの中継部品やらスピードセンサーが取り付くものがありすぐには外せましぇん。めんどくさ~。(泣)
・左上:普段の外観
・右上:
まず、ギヤチェンジペダル、ステップを外します。写真では付いていますが、結局外すはめになるので最初から外しておきましょう。
次にスプロケカバーを止めているたくさ~んあるボルトを適当に外していきます。
注:ボルト首下長さがばらばらなので後からわかるようメモしておきましょう。(サービスマニュアルを見てもわかりませんので。)
そうすると、クラッチに繋がる部品(クラッチブラケット)が顔を出します。
マニュアルに沿って、クラッチケーブルを外し、そのブラケットを外します。
・左下:
クラッチブラケットを外すとスピードセンサーブラケットが見えますので、センサーを外したら、引き続きセンサーのブラケットを外します。
・右下
ようやく、Frスプロケのお出ましです。センターナットは回り防止の止め金で止まっているので、マイナスドライバーとプラハンでコツコツと平らにすれば緩めれるようになります。その後は、ナットを緩めるのと一緒に回らないよう、バイクのギヤを1速にでも入れ(ニュートラル以外)、思いっきり緩めましょう。ここも、結構なトルクがかかっていますので、プラハンでレンチをガンガン叩いてやると緩みます。
と、ここまでくるのがなかなか大変です。しかも、初めて開いたので、中は飛び散ったチェーンのグリス汚れと泥でえらいことになっていました。(汗)
なんじゃこりゃー状態です。(これでもだいぶ落とした後です。)
最初はパーツクリーナーで落とそうと思ったが、らちがあかんので灯油浸けにしておきました。エンジン側もウエスに灯油を染みこませ、コツコツ拭き取れば綺麗になりました。
スプロケの新旧比較です。
Fr、Rrともにオフロード界での評判も良いサンスター製にしました。

サンスター:SUNSTAR/フロントスプロケット W650

サンスター:SUNSTAR/リアスプロケット ジュラルミン W650
Rrはアルミです。耐久性ならノーマル鉄製だろうが、今回は軽量かつ見た目もイイのでこれにしました。渋いブロンズカラーが気に入りました。(金色に近いが他有名メーカーの物ほど金ぴかでは無い)
フロントは、鉄です。(社外ものでもこれが普通です。)
こちらは、ノーマルより安かったので選んだのだが、ノーマルはなんか樹脂の部品が圧入されています。たぶん、チェーンノイズを抑えるものだと思うが。どうりで高いはずだ。サンスターのは単なる普通の歯車です。

スプロケを取り付けた状態。
先ほどの逆順で取り付けていきます。(画像は取り付け前の参考)
注:この辺は確実にマニュアルの規定トルク通りにトルクレンチで管理しましょう。ホイールのアクスルシャフトや駆動系、制動系といった回転の力がかかる部位は緩みやすく特に危険です。ちょい乗りして再確認もやったほうが良いと思います。W650もそれなりにtwinの振動があるバイクだしね。
といいつつ、Frスプロケのセンターナットはスピードセンサー読み取り部が邪魔するので、DEEPソケットが必要。しかし、こんなでかくて(S=17)深いソケットは持ってないのでカンカンに締めておきました。回り止めも付いているので大丈夫かと。(汗)

いよいよ、NEWチェーンの取り付けです。
左上:
ノーマルのEKチェーンの耐久性を買って、新しい物もEKチェーンをチョイスしましたが、ちょっと高級にシルバーメッキのものにしました。錆に強く、見た目も派手になります♪

EKチェーン(江沼チェーン)/シルバーシールチェーン W650
右上:
チェーンのかしめには必需品、べたなネーミングの

DID/かし丸君 #50系フルセット
(笑)です。ヤフオクで9500円だっけ?かで買っておきました。結構値が張りますので、チェーン交換はバイク屋で全部やってもらったほうがお得かもね。まぁ、私は弄るのが趣味でもあるんで、あまり使う機会は無いが一生ものだしイイかってのりです。(工賃がいくらか知らないがたぶん2~3回使えば元はとれるかなぁ・・・)
左下:
タイヤをはめ、チェーンを回し、ジョイントを付けたらまず、かし丸君でプレートを圧入します。しっかり圧入ができたら、今度は2本のピンを順番にかしめます。作業は説明書通りやれば簡単にできます。(説明書はしっかり読みましょう。圧入時とかしめ時作業で若干注意がありますので。)
右下:
かしめが終われば、チェーンに付いている余分なグリースをチェーンクリーナーを使って取り除けば完成です。白いベトベトのグリースは頑固に付いているのでほどほどに。走っていればそのうち飛んでいきます。が車体にこびりつくので後の掃除は大変ですがね・・・(-_-)
最後に、チェーンの張りを調整しつつ、タイヤのセンター出しをして終了!
あとは、ひとっ走りして初期伸びを修正してやれば完璧です。
うーん。我ながら決まった。ノーマルのクラシック的な美も良かったけど、やっぱ社外物に換えた~ってのが”さりげなく”分かるのも好きかも。(笑)
author : ゆず | comments (7) | -