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天井裏調査

2010.07.19 Monday | DIY

本日は記事2連投。

さっき、1階の天井裏を調査して驚き事実が判明しました。



きっかけはコンセントねたの記事を見ると分かりますが、TV裏の方は配線はいろいろ通してあるのですが、コンセント電源が無く、電源タップで電気を供給していました。

そこで、なんとかどこから分岐して壁内配線を持ってこれないかな?とずっと考えていました。

上側は窓枠があるので、2Fの天井から落として導入することは不可能。

アンテナ線同様外部から入れることはできそうだが、供給源を考えないといけない。

もしかしたら1F天井から分岐して持ってこれないかと考え、調査してみました。



天井石膏ボード


1Fの天井は天井用の石膏ボードが釘で張り巡らされています。

そのうちの一枚の釘をこまめに抜いていき剥がせば、天井裏を点検することができます。

(後にねじ止めにしておけば今より外しやすくなるのでそうする予定。)

で、懐中電灯とカメラを持ってのぞいてみました。



1F-南東


1F-東


なんということでしょう。1階のメインの柱は鉄骨でできていて、それにさらにごつい柱を抱きつかせているじゃありませんか。

1F-真ん中の鉄骨


家の縦方向でど真ん中にもごつい鉄柱が通してある。

強力な鉄骨+木造のハイブリット構造?だったのね。知らんかったわ~

正直、2Fだけ観察して、完全なる木造の家と思いこんでいたのだが、あの支えが無く空間でスカスカな1階の土間で、強度上大丈夫なのかしらこの家とずっと思っていたんですよね。

これだけ、しっかりした骨組みなら問題ないですね。大地震でもぐちゃっといくことはまず無いでしょう。

(私とは限らないが)もし、将来的に本格的に建て直しをしなくても、リフォームの匠に頼めば、十分良い家が建てれそう。やっぱ良いなこの家。

お金さえあれば賃貸をやめて買い上げたいよなぁ。。。

でも、この辺も外れではあるが、名古屋市なので地価の相場はかなり高いのよね・・・(-_-)

やっぱ宝くじ買うか。



おっと、で、肝心な電気配線ですが・・・

1階から2階へ電源を通している所はごつい柱に穴を開けて通されているようです。

よって、やっぱ一度外に出した方が良さそうと判明しました。



ついでに2階屋根裏を調査した時の写真も

2F-居間点検穴


居間にはもとから何か(おそらく電波障害対策の共聴アンテナ線)の配線引き込み時に開けた点検窓がありました。過去に何度かのぞき込んでいます。

2F-南東


ごらんの通り、天井裏の断熱は一切なされていません。

よって、夏場の2階は屋根(瓦)の熱でけっこう暑いです。

(もともとどんな建物でも2階以降は熱が籠もるものだし・・・)

いつか、届く範囲でもいいので、グラスウールを敷こうと思います。

2F-真ん中


2階の基礎もわりとしっかりしていますね。腐っているところも目視では見つからなかったし。



このように、屋根裏とか床下を調査すると家の構造が見れて、なかなか面白いですよ。

新築の家で建てる行程を見ていない人はショック受けたりして(^_^;)

保証が効くうちにけちを付けれると思うので、ちゃんと見た方が良いとは思うけど。
author : ゆず | comments (2) | -

壁塗り作業完成

2010.07.19 Monday | DIY

漆喰での下地作りまでやっていた居間の壁ですが、ひとまず完成いたしました。

仕上げ塗り後


先週後半は平日にいろいろ用事があって作業できなかったので、この週末で一気に本塗りを終え、やっと完成です。

もう上塗りする気は無いのでマスキングテープも外しました。

先回の下地状態でも写真だとそこそこ塗れているように見えてましたが、あの段階ではまだ元の壁質が見えていたんですよ。

今回、仕上げ塗りによってまっさらな壁になりました。しかも、まぶしいぐらいに真っ白になりました。

柱のこげ茶色とのコントラストも想像以上に良い感じにマッチしてかなり満足しています。



仕上げ塗り後引き


ちょっと引いて写真を撮ってみました。

長年の汚れとたばこのヤニで黄ばんだふすまと並べると、漆喰の清潔な白さが一段と際だちますね。

ふすまは床をはり終えたら、白色の壁紙を貼るつもりです。

ふすまも2部屋分と仕切り戸をあわせると90cmx18m分材料が必要になるので、また通販で道具付きで安いお得なセットで買おうと思っています。

あと、先回記事で出したコンセントがある2面は漆喰での下地を塗っただけで乾燥待ちです。

上の写真で言う、右下がまだ一度塗り目状態です。ちょっと黄ばんでいるのが分かると思う。



仕上げ塗り後拡大


一部を拡大してみました。

遠目では真っ平らに見えますが、けっこうシロート塗りな仕上げのままです。

本当はかっこよくこて跡をざっくり残したかったのですが、かなりの材料を消耗することが分かり、せこく塗った結果です。まぁ、これも自分で塗ったという証であり個性を出したと言うことにしておきます。

これでも、本来2部屋分にと思って買っておいた計40kg分をほとんど使い切っちゃう感じかな。

思った以上に漆喰の壁は材料の量が必要でしたね。



さぁ、今度はいよいよ床のフローリング化に入っていこうと思う。

今週も腰がブロー状態でつらいのでまた来週末から行動開始かな?
author : ゆず | comments (3) | -

コンセント部の下地補強

2010.07.14 Wednesday | DIY

壁の漆喰は下地となる一度塗り目は終えたんですが、一部はまだ塗っていません。

実は前からコンセント周辺部の壁がぼろぼろと剥がれていて、コンセントプレートの裏はほぼスカスカでぐらぐら状態でした・・・

なので漆喰を塗る前に補強してやろうとずっと思っていまして、今回はその作業の紹介です。



補修セット


補修に使う道具一式です。

・壁補修用木工パテ

木工ボンドがもう少し固くなったような物。水で溶けるので手でべたべた塗っても洗えば落ちます。

・補修用粘土

水分が飛べば固まります。パテでは垂れて形作れない部分で活躍します。

・アルミ板

粘土でもまかなえない大穴はもう思い切って両面テープを使いパッチのように貼っちゃいます。

・ファイバーテープ

木工パテの補強の役割とパテを塗る時に食いつきやすくなります。

・他備品



TV側線


まずは、TVの裏に位置する場所から。ここは集中していっぱい線を出しています。

ここにはもともと何も無かったのですが、入居して間もなく大胆に外壁、内壁共に穴を開け配線を外に出して這わせています。外はちゃんと外部配管用のパイプなどを使って繋いでいますよ。

うちはコミュファの光通信をひいているのですが、光ケーブルのやっかいなことは電話線と違い、一度配線すると抜き差しできない構造なので引き出し場所を移すことができないんよね・・・



TV側拡大


で、内壁のコンセント用の穴なんですが、当時ジグソーでおりゃーと適当に開けたので、思ったより開けすぎてしまったうえ、断面がボロボロ崩れて大変な事になっていた・・・プレートもかろうじて数箇所ひっかるだけの状態で手で押すと動いてしまっていました。しかも、内部のBoxは3個口ようプレートに対し、1個口用のを2つ加工して、さらに外壁の石膏ボードに無理矢理ねじで固定していたので、最近ではねじも効かなくなっていてゆるゆる状態。

なので、今回はこの大きく開いた穴を利用して、ちゃんと3個口用のボックスを柱にしっかり付けたあとに埋め込んでやりました。

(このボックスは本来壁を貼る前の段階で柱に取り付けられるものであり、壁を貼った跡ではボックスを設置することはできません。壁がしっかりしていれば一応後付けできる製品がいくつかはありますがね。)

まだ粘土が完全に乾いていないので分厚いところは強く押すとぶにゅぶにゅしますが、前に比べれば下地がかなりがっちりしました。もう一日まてばカチカチになってくれそうな感じです。

(薄さ半分ぐらいの盛り部分は完全に固まっています。)

アルミ補強部も最初は板状で貼ってみたのですが押さえが無い部分はぺこぺこしていたのでL字に折った物を追加すると良くなりました。これで、安心して漆喰も塗れそうです。

(下地が弱いと、ヒビが入りやすくなります。壁紙の場合もそこから浮いて剥がれ出す危険があるらしい。)



PC側


PCが置いてあった裏側です。もともとアンテナ線はここから出ていました。この部屋唯一の電気のコンセントもあります。

もともと穴が開いていたここも、断面をちょっとでも触るとボロボロっと崩れてくる状態でした。

入居時に弄っていたら崩れだしたため、前にも崩れた形状分だけエポキシパテを詰めていましたが、今回弄っているとそのパテがさらに壁を抱えて崩れてきた・・・慌てて、上記と同じように補強しておきました。

うちと同じような壁のお宅は、壁を塗り替えるとか関係無く、断面だけにでもパテをすり込み補強しておくことをお奨めいたします。



以上で補強完了。パテと粘土も完全に乾くまで数日必要なようなので、もうしばらく待ちが必要です。古い壁の改装は気長にやる準備が必要ですね。焦るときっと失敗して後悔することになりそう。

漆喰にシミ出したヤニやアクも表面が乾いたからといって本塗りを始めると、いつまでたっても茶色のむらが出てきてしまうようです。



おまけ

OLDスイッチ集


今回はコンセントプレートに関しての記事でしたが、うちはもともと上のようなかなり古いやつが着いていました。しかし、傷も多くあまりにも汚かったので入居時にホタルスイッチとかに速攻換えました。

(注意:スイッチやコンセントの交換には電気工事士の資格がいります。私は・・・持ってません。なので火事とかになっても自己責任です。まぁ、今時はネット情報を見て、ある程度理屈が分かってしまえば分岐増設含め配線なんて簡単なんですがね・・・おっと、電気を弄るときは必ず大本のブレーカーを落としましょうね。感電してへたしたらあの世に逝きます。)

MASA君の新築を見学した時、リビングのスイッチをあえてこのタイプのデッドストック?を使っていて、それを見てニヤリとしてしまいました(笑)

もっと綺麗だったらMASA君にプレゼントできたのになぁ。

ただこのタイプ、スイッチはまだ普通に使えるのですがコンセントはプラグを差してもカチッとこず、すぐに抜けそうになる。火事の原因にもなりやすいので危険かも。
author : ゆず | comments (3) | -

壁塗り作業始動(漆喰1度塗り目まで)

2010.07.11 Sunday | DIY

材料と道具が揃ったのでいよいよ壁への漆喰塗りを始めました。



今の繊維壁状態です。

繊維壁


昭和な時代は良く見かけましたよね。

私の実家も和室が多く、ほとんどがこの壁材です。

砂壁と同じく、古くなると表面がポロポロ落ちてきて、ほこりの原因にもなり部屋の美観以上に健康に宜しくなさそうです・・・。(まめに掃除してもきりがないんっすわ。)

そんな状態なので、下地処理としてまずはシーラーを塗って表面を固めてやります。

ちなみに、天井の枠の木にもガーデン用カラーで色を付け、その後、めんどうだが重要なマスキングも施してあります。

(マスキングテープもけっこういっぱい必要でした・・・)



シーラー


もともとの壁にはたばこのヤニがしみこんでいるため、シミ止め材入りのもの選びました。



シーラー後


繊維壁は水分を吸収しやすいため、塗るのが大変だったし大量に塗ることとなってしまいました・・・

本当は2度塗りしようと思っていたのだが、1部屋で1/3以上使ってしまったので、あとは漆喰の下地に任せることにしました。

私が使ったシーラーには白い色が付いているので、塗った部分がわかりやすく良かったです。

これだけでも、部屋の中がだいぶ明るくなりました。

シーラーは全部塗り終えてから2日ほど乾燥させておきました。

(数時間で表面は固まるが水性なので念のため。)

表面のつぶつぶ状は変わっていませんが壁のカスポロポロ落ちてこなくなりました。大成功です。



そして、いよいよ漆喰を塗ります。

漆喰セット


1箱に4kgx5袋の合計20kg分入っています。



塗り道具


こんな道具を使って塗っていきます。左官作業は初なのでドキドキもんでした。



漆喰1度目


で、いきなり漆喰での下地完成(^_^;)

繊維壁を固めたザラザラの所に塗ったわけですので、食いつきは非常に良いのですが、下地にもかかわらず、4袋使ってしまいました・・・。(ザラザラの凸凹部にすり込むように塗るため。)

しかも、シーラーだけではやはりまだヤニやアクがしみでてきますね。

漆喰の販売元の説明通り、この状態で3~4日おいてやることにします。

あと、模様を出せるほどの厚さを出すには、もう一部屋分用に買ってあったものもほとんど使うことになりそう。いちおう20kgで10畳部屋ぶんと謳っているんだが・・・

おそらく、壁紙の上からなら、もう少し少ない量で済むだろうな。

繊維壁はちょっとやっかいですね。

まだ、模様(といってもあえてラフな塗り跡をつけるだけ)の段階に入っていませんが、割と塗れちゃうもんですね。

さすがに後半は腰がブローしましたが、なかなか楽しいかも。
author : ゆず | comments (7) | -

壁改装案は塗りに変更

2010.07.02 Friday | DIY

ここをコメントまで読んでくれている人はもうお気づきかと思いますが、先回記事にて出した改装案を一部変更することにしました。

壁紙での施工を止め漆喰で行くことにしました。色は漆喰らしく真っ白にします。



漆喰ってインテリアに詳しい人なら常識だと思いますが、どんな物?かと言いますと、要はお城とかで見られる真っ白い塗り系の壁材です。塗り系ですので砂壁みたいに左官作業にて施工します。

塗り系で流行りな物には珪藻土もありますが比較すると漆喰の方がかなりリーズナブルなようです。ちなみに漆喰は石灰の粉(昔だとグランドに線を引いていたあれ)が主成分です。珪藻土は字の如く植物系プランクトン(化石?)らしい。

なぜ最近この昔からある塗り材が注目されているのかというと、壁紙やペンキ塗りには無いいくつかの機能にあります。

・調湿効果があり快適になる。=カビの発生も少ない。

・部屋のにおいも吸収してくれる。

・防火性もある。

などですかね。

それに最近では喫茶店やおしゃれな飲み屋さんとかでも塗り壁にしているところも多く、なんとなくおしゃれでカッコイーイメージもありその影響もあるんだと思います。いろいろ模様をつけてDIYならではの個性も付けれますしね。



で、私が発注したものは↓



最初から練ってあるうえ、繊維材も含まれていて強度もあるためずぶのシロートでも割と簡単に仕上げれそうです。

とりあえず6畳2間分として10畳分2セットを注文。

ゆくゆくはトイレの壁、階段の裏一部を塗りたいので余っても差し支えはありません。

説明では繊維壁ははつりしてから塗るとありますが、うちの壁はベースの石膏ボードがコンセント部の切断面を見る限り妙に薄い(6mmくらい?)のでお構いなく現状の繊維壁の上から塗っちゃう予定です。



ただし、うちは築40年以上は経っているので繊維壁の表面がだいぶゆるくなって一部ではぽろぽろ落ちてくる状態なのでシーラーを塗ってがっちり表面を固めてやります。あと、タバコのヤニがこびりついているので(先代主人も愛煙家だったようです。)染み出てこないようにヤニ・アク止め剤入りのものを使用します。

水性シミ止めシーラー2 15kg日本ペイント

水性シミ止めシーラー2 15kg日本ペイント

価格:11,655円(税込、送料別)



ホームセンターでも手に入るアサヒペンのを小出しで買うと結局高くつきそうだったのでここは一気に業務用の15Kgを注文しておきました(^_^;)

まぁ、余っても天井にペンキを塗る際にも使いそうなので良しとします。

シーラーは土曜日(7/3)に届くので今週末は余った柱の色塗りと壁のシーラー塗り作業となりそうです。塗り系って綺麗に仕上げるには養生が重要なんですがけっこうめんどうくさく、しかも時間がかかるんですよね・・・

でも、ここは妥協しないようにしっかりやろうと思う。
author : ゆず | comments (3) | -

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