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壁塗り作業始動(漆喰1度塗り目まで)

2010.07.11 Sunday | DIY

材料と道具が揃ったのでいよいよ壁への漆喰塗りを始めました。



今の繊維壁状態です。

繊維壁


昭和な時代は良く見かけましたよね。

私の実家も和室が多く、ほとんどがこの壁材です。

砂壁と同じく、古くなると表面がポロポロ落ちてきて、ほこりの原因にもなり部屋の美観以上に健康に宜しくなさそうです・・・。(まめに掃除してもきりがないんっすわ。)

そんな状態なので、下地処理としてまずはシーラーを塗って表面を固めてやります。

ちなみに、天井の枠の木にもガーデン用カラーで色を付け、その後、めんどうだが重要なマスキングも施してあります。

(マスキングテープもけっこういっぱい必要でした・・・)



シーラー


もともとの壁にはたばこのヤニがしみこんでいるため、シミ止め材入りのもの選びました。



シーラー後


繊維壁は水分を吸収しやすいため、塗るのが大変だったし大量に塗ることとなってしまいました・・・

本当は2度塗りしようと思っていたのだが、1部屋で1/3以上使ってしまったので、あとは漆喰の下地に任せることにしました。

私が使ったシーラーには白い色が付いているので、塗った部分がわかりやすく良かったです。

これだけでも、部屋の中がだいぶ明るくなりました。

シーラーは全部塗り終えてから2日ほど乾燥させておきました。

(数時間で表面は固まるが水性なので念のため。)

表面のつぶつぶ状は変わっていませんが壁のカスポロポロ落ちてこなくなりました。大成功です。



そして、いよいよ漆喰を塗ります。

漆喰セット


1箱に4kgx5袋の合計20kg分入っています。



塗り道具


こんな道具を使って塗っていきます。左官作業は初なのでドキドキもんでした。



漆喰1度目


で、いきなり漆喰での下地完成(^_^;)

繊維壁を固めたザラザラの所に塗ったわけですので、食いつきは非常に良いのですが、下地にもかかわらず、4袋使ってしまいました・・・。(ザラザラの凸凹部にすり込むように塗るため。)

しかも、シーラーだけではやはりまだヤニやアクがしみでてきますね。

漆喰の販売元の説明通り、この状態で3~4日おいてやることにします。

あと、模様を出せるほどの厚さを出すには、もう一部屋分用に買ってあったものもほとんど使うことになりそう。いちおう20kgで10畳部屋ぶんと謳っているんだが・・・

おそらく、壁紙の上からなら、もう少し少ない量で済むだろうな。

繊維壁はちょっとやっかいですね。

まだ、模様(といってもあえてラフな塗り跡をつけるだけ)の段階に入っていませんが、割と塗れちゃうもんですね。

さすがに後半は腰がブローしましたが、なかなか楽しいかも。
author : ゆず | comments (7) | -

壁改装案は塗りに変更

2010.07.02 Friday | DIY

ここをコメントまで読んでくれている人はもうお気づきかと思いますが、先回記事にて出した改装案を一部変更することにしました。

壁紙での施工を止め漆喰で行くことにしました。色は漆喰らしく真っ白にします。



漆喰ってインテリアに詳しい人なら常識だと思いますが、どんな物?かと言いますと、要はお城とかで見られる真っ白い塗り系の壁材です。塗り系ですので砂壁みたいに左官作業にて施工します。

塗り系で流行りな物には珪藻土もありますが比較すると漆喰の方がかなりリーズナブルなようです。ちなみに漆喰は石灰の粉(昔だとグランドに線を引いていたあれ)が主成分です。珪藻土は字の如く植物系プランクトン(化石?)らしい。

なぜ最近この昔からある塗り材が注目されているのかというと、壁紙やペンキ塗りには無いいくつかの機能にあります。

・調湿効果があり快適になる。=カビの発生も少ない。

・部屋のにおいも吸収してくれる。

・防火性もある。

などですかね。

それに最近では喫茶店やおしゃれな飲み屋さんとかでも塗り壁にしているところも多く、なんとなくおしゃれでカッコイーイメージもありその影響もあるんだと思います。いろいろ模様をつけてDIYならではの個性も付けれますしね。



で、私が発注したものは↓



最初から練ってあるうえ、繊維材も含まれていて強度もあるためずぶのシロートでも割と簡単に仕上げれそうです。

とりあえず6畳2間分として10畳分2セットを注文。

ゆくゆくはトイレの壁、階段の裏一部を塗りたいので余っても差し支えはありません。

説明では繊維壁ははつりしてから塗るとありますが、うちの壁はベースの石膏ボードがコンセント部の切断面を見る限り妙に薄い(6mmくらい?)のでお構いなく現状の繊維壁の上から塗っちゃう予定です。



ただし、うちは築40年以上は経っているので繊維壁の表面がだいぶゆるくなって一部ではぽろぽろ落ちてくる状態なのでシーラーを塗ってがっちり表面を固めてやります。あと、タバコのヤニがこびりついているので(先代主人も愛煙家だったようです。)染み出てこないようにヤニ・アク止め剤入りのものを使用します。

水性シミ止めシーラー2 15kg日本ペイント

水性シミ止めシーラー2 15kg日本ペイント

価格:11,655円(税込、送料別)



ホームセンターでも手に入るアサヒペンのを小出しで買うと結局高くつきそうだったのでここは一気に業務用の15Kgを注文しておきました(^_^;)

まぁ、余っても天井にペンキを塗る際にも使いそうなので良しとします。

シーラーは土曜日(7/3)に届くので今週末は余った柱の色塗りと壁のシーラー塗り作業となりそうです。塗り系って綺麗に仕上げるには養生が重要なんですがけっこうめんどうくさく、しかも時間がかかるんですよね・・・

でも、ここは妥協しないようにしっかりやろうと思う。
author : ゆず | comments (3) | -

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