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プラド純正革巻きステアリングへ交換

2009.12.25 Friday | 自動車 > 200系HIACE > 200系HIACEカスタム

久々のハイエースねたです。



ずいぶん前にヤフオクにてプラド純正革巻きステアリングを落札して持っていたんですが、めんどくさくて換えていませんでしたが、バイクレースシーズンも終わりねたが無かったのもあり取り付けてみました。



プラド純正革巻き


これが持っていたプラド純正革巻きステアリング。

200系ハイエース、最高グレードのスーパーGL、購入値段も350万円近くするくせにステアリングはDXとかいわゆる仕事バンと同じウレタン製です・・・

トヨタめどこまでせこいんだ。何もしなくても売れる車両に関してはあからさまですね。正直、こういった面でも大嫌いな企業ですがハイエースだけは好き。(笑)

おっと、愚痴は置いておいて、200系ハイエースカスタム界ではゼロクラウンの物を小加工して取り付けるのが定番ですが、プラド用だと加工もいらないという情報があったので探して落札しました。未使用、そして革巻きシフトノブ(こちらもつけれるがちょっとタイプが違ってかっこわるくなるのでお蔵入り)付きで4,000円という破格で落札しました。買うと万単位はするのでオークション様々ですわ。



では、早速交換作業手順です。

エアバックアッシーを外す必要がありますので、まずはバッテリからの電流をカットします。うちの車にはすぐに切ることができるバッテリーターミナルを付けているので楽ちんです。(スイッチが付いていないカーセキュのリセット・再設定とかでも重宝します。)

カットオフスイッチ


ヤフオクで安く売っているので、電装系をよくいじる人にはお奨めです。

バッテリーターミナルはB、Dとサイズが積んでいるバッテリーで違いますのでそこさえ気をつければ汎用品ですのでよっぽど狭いエンジンルーム以外は付くと思います。ちなみにうちの車のバッテリーはD端子です。最安390円!



電流をカットしたら完全に切れるまで10分程、ほかっておきます。

(どこかのコンデンサか何かで充電されているのを完全に解放させるため。)

これを怠るとへたしたらエアバックが破裂(事故発生モード)します。こわ~。

エアバック外し1.jpg


で、一服したらまずはエアバック(ホーンスイッチ兼用)を外します。

カバーを外すとトルクスねじが見えますので、手前、反対側の2カ所のトルクスねじを外せば、エアバックアッシーを動かすことができます。サイズはT30というでかいものです。しかし最近はホムセンにも売っていますので、すぐに手に入ると思います。私も近所のカーマで500円程のビットセットを購入しました。今時の車は所々トルクスねじがありますので持っておくといざと言うときに重宝します。



エアバック外し2


エアバックアッシーを動かすと2本のハーネスがつながっています。

黄色いのはエアバック作動信号用、黒いのはホーンの信号用です。

エアバックの配線は黄色いプラスチックのロックピンをマイナスドライバーでこじって浮かせてからピンを引っこ抜けばカプラーが外せます。

ホーン配線は奥のカプラーから外しておきます。



エアバック外し3


こんな感じでエアバックを外すと、ステアリングホイールを止めているセンターナットが顔を出します。



センターナット


センターナットは割と堅くしまっているので、ハンドルロック状態にして、十字レンチで力をこめてゆるめればインパクトを使わなくてもナットが外せます。

ここでステアリングホイール交換時のこつですが、まずはハンドルのセンター位置をマジックでマーキングしておきます。ステアリングホイール外してしまうとどこがセンターだったかわからなくなくなり、ずれて付けてしまうとタイヤ舵角は直進状態なのにステアリングホイールは斜めに・・・なんて情けないことになってしまいます。そうなってしまうと調整はかなりめんどくさいですよ。(昔、知人がやってしまい、外して付けての連続で大変だった。)

ただ、取り付け部には溝があるので、マーキングにコンマ何mmとか神経質にはならなくても良いです。おおよそ上向きがわかればおのずとそこに向くはず。

もう一点注意点としては、ステアリングホイールを軸から外す際はセンターナットを完全に外さずに3~4山分で付けたままにしておきます。

ホイールはなかなか外れず、抜けるときは一気に結構な勢いで抜けますので、ナットでのストッパーが無いと強烈なカウンターパンチをくらいます。

私は過去の車で交換する際、ノックアウトされ口から血を噴いた経験があります。。。



レザーvsウレタン


左:プラド純正革巻き 右:ハイエース純正ウレタン

念のため形状を比較してみます。

中心部のアルミ鋳物部分は情報通りまったく同じ部品のようです。

完全互換ボルトオンで取り付け可能です。

ステアリングホイールに付いていた裏のカバーを移植して、あとは取り外した逆の手順で組み立てていけば交換完了です。



交換後1


交換後2


交換後の写真です。

写真では伝わりにくいですが、質感はかなり変わります。

革巻きはやはり気持ちいいですね。

汗もほどよく吸ってくれるので、操作時も快適です。

新品なのでまだ表面は堅くさらっとしすぎているが、使い込めばもっとフィットすると思います。

欲を言えば、先代に付けていたMOMOハン(通称:太モモ)みたいにもう一皮太ければうれしいのですがね。

なんせ、数千円でできるカスタムにしては満足感がかなりいくものでした。
author : ゆず | comments (5) | -

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