拝啓 親父殿

二日前にうちの親父が急性心筋梗塞になり入院しました。
カテーテルという治療、検査後の夜中に、何かの合併症で髙熱が出て、
脈拍(心拍?)が200を越え、かなり危険な状態に陥っていると連絡を受け、私は急いで地元富山に向かいました。
病院に着く頃には、雷が鳴り始め、絶えずピカピカ光っている、そのうち、
車の運転もままならない程の集中豪雨となり、私の気持ちは滅入るばかり。
「なんだよ、これ。親父を迎えに来たのかよ。バカヤロ~。」と私は半べそをかきながら病室に向かいました。
そこには、いろんな管に繋がれた親父の姿が・・・
慌てて駆け寄ると、親父は微かに目を開け「ゆずるか・・・」と細い声で言った。
その声を聞いた瞬間、ホッとして涙がどっとでました。無事だった~良かったよ~(T_T)
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