リヤサス ヘルパーリーフゴム抜き
2009.01.10 Saturday | 自動車 > 200系HIACE > 200系HIACEカスタム
200系ハイエースはリヤが異様に跳ねる。
先人達の情報によると、リヤのヘルパーリーフが空荷状態でも効いているからのようです。ヘルパーリーフにはサイレンサーというバンプラバーのようなものが付いていて、これがごつすぎて常にヘルパーリーフに負荷が掛かっています。実車を確認したところ・・・

見事つぶれんばかりの状態です・・・
買ってから数ヶ月しか経っていないのに前側のゴムはつぶれすぎてひびすら入っています。
先人達の情報から、このゴムを外せばリヤは驚くほど柔らかくなるようです。
リーフを組み込んだままではゴムに付いているスタッドが長いため、切り落とさないと外せないらしく、皆、鉄ノコで切ったり、グラインダーで削ったりして外しているようだが、整備要領書で確認すると何点か部品を外してやれば
ヘルパーリーフだけ外せそうなのでばらすことにしました。
整備要領書のリヤサス構成

左上:まずはともかくリヤタイヤを外す。
右上:U字ボルト拡大。ホーシングとリヤサスはこいつで繋がっています。
ショコタンいやシャコタンにする時はサスとホーシングの間にローダウンブロックを噛まします。私は落とす気はまったくありません。四駆らしくね。
左下:U字ボルトを受ける&ダンパーに繋がるブラケットを外した状態。
メインのリーフとヘルパーリーフは写真のセンターボルトというものでくっついています。これを外せば車両からサスユニットを外さずヘルパーリーフだけ外すことができます。
右下:ヘルパーを外した状態

外されたヘルパーリーフ本体
激重です!メインのリーフ2枚合わせた程の厚みがある鋼板。こんなんもんが常に掛かっていたらそりゃリジットサス状態だわな。(^_^;)


ヘルパーリーフに付いていたゴムをホムセンで買ってきた厚み5mmのゴムに換装します。(りゃん面テープで貼るだけ~)
ノーマルのゴムは15mmはあったかな。

で、ゴムを換えたらヘルパーリーフを戻してやります。
ばらすとメインのリーフが垂れ下がりセンターボルトが隠れるので、ジャッキで持ち上げてやりナットを付けてやればうまくはめれます。
U字ボルトのブラケットも自重で落ち、ダンパーが伸びて戻すのが大変。力任せに手でダンパーを縮め、ジャッキを上手く使いU字ボルトをはめてやるのがコツかな。あとU字ボルトがちょっと広がるのでギュッと握りながらじゃないとブラケットの穴にうまく通りません。
外すのは簡単だけど取り付けは力作業の連続でした・・・

交換終了!写真はジャッキアップ中なので偉く隙間が空いていますね。
タイヤを付け、降ろした時の隙間は、フロントほんの数ミリ。リヤは2~3cm程空いていたかな?まぁ、何せ1G状態ではヘルパーリーフは機能しない状態にはなりました。たぶん数百Kgの荷物が載れば自動的にヘルパーとしても機能はしてくれそうです。
トヨタ関係者さん、最初からこの設定にした方が良かったと思うぞ。
・走行インプレ
この後、いつもの通勤コースを試しに走ってみたのですが・・・
はっきりいて激変です!!!!!!!!!
想像以上でした。もっと早くやるべきだった。
今までは道路上のギャップでも前輪はトンッと通り過ぎるのに、後輪がドンッと蹴られ突き上げが酷い状態だった。後席の人はもちろん、運転手の位置でさえ飛んで、シートからお尻が離れることがあった程・・・(-_-)
だがしか~し!変更後はまったく突き上げがありません!!
大きなうねりでも、今までは小さな船に乗ったような前後方向の揺れを強く感じていたけど、それがなくなりました。
リヤの動きがよくなり重量の移動も足回りだけでうまく吸収してくれるようです。
バンの足はもともと堅さ感は程ほどあるので前に乗っていた100系に近い感じでかなり運転しやすくなりました。
(今までは段差を意識して多少アクセルワークで吸収しようと努力としていた。(^_^;))
これなら、とくにダンパーをチューン(ネオチューン)に出さなくても良さげだな。ただ、ダンパーももう少し初期が柔らかいものにしてやれば、もっと乗り心地は良くなりそう。
今回の作業でリヤが気にならなくなった分、フロントがもっと動くようにしたい欲求が出てしまった。(笑)
なんせ、それぐらい変わった。
あと、欲求といえば、今回作業で車高は変わることは無かったが(たぶん・・)、4WDはもともと前上がり気味の設定なので、それをちょっと下げてやりたいな。ドラシャブーツへの負担が気になるが、20~30mmぐらいなら大丈夫だとは思うんだがどんなもんなんだろう?
↑
ホムセンで二輪駆動の同車と並んだら前上がりは一目瞭然だった・・・
前の100系に比べ、乗り降りがなんかしにくいと思っていたんよね。
地面までが気持ち遠いと感じているんだが、この数cmで変わるかな??
先人達の情報によると、リヤのヘルパーリーフが空荷状態でも効いているからのようです。ヘルパーリーフにはサイレンサーというバンプラバーのようなものが付いていて、これがごつすぎて常にヘルパーリーフに負荷が掛かっています。実車を確認したところ・・・

見事つぶれんばかりの状態です・・・
買ってから数ヶ月しか経っていないのに前側のゴムはつぶれすぎてひびすら入っています。
先人達の情報から、このゴムを外せばリヤは驚くほど柔らかくなるようです。
リーフを組み込んだままではゴムに付いているスタッドが長いため、切り落とさないと外せないらしく、皆、鉄ノコで切ったり、グラインダーで削ったりして外しているようだが、整備要領書で確認すると何点か部品を外してやれば
ヘルパーリーフだけ外せそうなのでばらすことにしました。
整備要領書のリヤサス構成

左上:まずはともかくリヤタイヤを外す。
右上:U字ボルト拡大。ホーシングとリヤサスはこいつで繋がっています。
ショコタンいやシャコタンにする時はサスとホーシングの間にローダウンブロックを噛まします。私は落とす気はまったくありません。四駆らしくね。
左下:U字ボルトを受ける&ダンパーに繋がるブラケットを外した状態。
メインのリーフとヘルパーリーフは写真のセンターボルトというものでくっついています。これを外せば車両からサスユニットを外さずヘルパーリーフだけ外すことができます。
右下:ヘルパーを外した状態

外されたヘルパーリーフ本体
激重です!メインのリーフ2枚合わせた程の厚みがある鋼板。こんなんもんが常に掛かっていたらそりゃリジットサス状態だわな。(^_^;)

ヘルパーリーフに付いていたゴムをホムセンで買ってきた厚み5mmのゴムに換装します。(りゃん面テープで貼るだけ~)
ノーマルのゴムは15mmはあったかな。

で、ゴムを換えたらヘルパーリーフを戻してやります。
ばらすとメインのリーフが垂れ下がりセンターボルトが隠れるので、ジャッキで持ち上げてやりナットを付けてやればうまくはめれます。
U字ボルトのブラケットも自重で落ち、ダンパーが伸びて戻すのが大変。力任せに手でダンパーを縮め、ジャッキを上手く使いU字ボルトをはめてやるのがコツかな。あとU字ボルトがちょっと広がるのでギュッと握りながらじゃないとブラケットの穴にうまく通りません。
外すのは簡単だけど取り付けは力作業の連続でした・・・

交換終了!写真はジャッキアップ中なので偉く隙間が空いていますね。
タイヤを付け、降ろした時の隙間は、フロントほんの数ミリ。リヤは2~3cm程空いていたかな?まぁ、何せ1G状態ではヘルパーリーフは機能しない状態にはなりました。たぶん数百Kgの荷物が載れば自動的にヘルパーとしても機能はしてくれそうです。
トヨタ関係者さん、最初からこの設定にした方が良かったと思うぞ。
・走行インプレ
この後、いつもの通勤コースを試しに走ってみたのですが・・・
はっきりいて激変です!!!!!!!!!
想像以上でした。もっと早くやるべきだった。
今までは道路上のギャップでも前輪はトンッと通り過ぎるのに、後輪がドンッと蹴られ突き上げが酷い状態だった。後席の人はもちろん、運転手の位置でさえ飛んで、シートからお尻が離れることがあった程・・・(-_-)
だがしか~し!変更後はまったく突き上げがありません!!
大きなうねりでも、今までは小さな船に乗ったような前後方向の揺れを強く感じていたけど、それがなくなりました。
リヤの動きがよくなり重量の移動も足回りだけでうまく吸収してくれるようです。
バンの足はもともと堅さ感は程ほどあるので前に乗っていた100系に近い感じでかなり運転しやすくなりました。
(今までは段差を意識して多少アクセルワークで吸収しようと努力としていた。(^_^;))
これなら、とくにダンパーをチューン(ネオチューン)に出さなくても良さげだな。ただ、ダンパーももう少し初期が柔らかいものにしてやれば、もっと乗り心地は良くなりそう。
今回の作業でリヤが気にならなくなった分、フロントがもっと動くようにしたい欲求が出てしまった。(笑)
なんせ、それぐらい変わった。
あと、欲求といえば、今回作業で車高は変わることは無かったが(たぶん・・)、4WDはもともと前上がり気味の設定なので、それをちょっと下げてやりたいな。ドラシャブーツへの負担が気になるが、20~30mmぐらいなら大丈夫だとは思うんだがどんなもんなんだろう?
↑
ホムセンで二輪駆動の同車と並んだら前上がりは一目瞭然だった・・・
前の100系に比べ、乗り降りがなんかしにくいと思っていたんよね。
地面までが気持ち遠いと感じているんだが、この数cmで変わるかな??
author : ゆず | comments (6) | -
Comment
まぁ、パスワード制にしたりする気も無かったし、そんなにひた隠しにするつもりでもないんで、また気にかかることがありましたらコメントください。
ただ記事の定期的な更新は期待しないでくださいね。(^_^;)
>ユーアイビークルの名古屋支店は近所
愛知県の方でしたか。もしお金に余裕ができたらユーアイビークル品をお店で組んで、ついでに車高も微調整してもらえればベストですね。私はオープニングセールでベットキットを購入してきましたが、店員さんは割と親しみやすく、雰囲気がよかったです。
回答&アドバイス、ありがとうございます。
やはり車検は微妙ですか。
前例が出るまで待つか潔く取ってしまうか悩みます。
ユーアイビークルの名古屋支店は近所なのでヘルパーリーフを交換しようと思っていましたが自分で出来て安いのは、かなり魅力です。(懐、最優先)
色々、ブログ内を観させてもらいました。レースや河川敷を楽しんでおられる様子が伝わってきて楽しいブログですね。
それではケガをしないよう気をつけて楽しんでください。
これからも拝見させてもらいます。
おっと、検索でたどり着けましたか。じつはこのブログはあまり公には出していないく、自宅サーバーの管理でこそこそやっていたりします。(^_^;)
まぁ、せっかくコメントをいただいたので返信いたしますね。
車検ははっきり言って微妙ですね。私は知り合いの車検工場に出すつもりなのでたぶん気付かないので大丈夫かと思いますが、トヨタディーラーだといらぬ噂が入っていて一発で見抜かれ、けちを付けられる可能性は大ですね。
構造的にはリーフの枚数が減った訳ではないので法的には問題無いと思いますがどうでしょうね。私にもわからないですわ。(参考:確か枚数が増えても違法にはならないものだった気がする。)
あと、スタッド(ねじ)部は長いのでゴムを切っただけでは前側は抜けないかもしれません。結局、スタッド部を鉄のこかグラインダーで切ってやらないと抜けないと思いますよ。たぶん。(^_^;)
私のハイエースもオフ車(トレール車)を乗せたり車中泊したりと活躍してくれてくれているのですが先日、後ろのシートに乗った時にビックリしました。あのガツンというの衝撃は内蔵に悪いですよね。
こちらに載せてありますリアサス構成図を参考にしようと思いましたが私には難しそうなのでゴムをカットしてしまおうと考えております。
そこで出てくる問題が車検なのですがそのままで通るのでしょうか?
どこをサイトを観てもそこだけ載っていないので気になっています。
いきなりな質問ですいません。
で、ユーアイビークルのブログを過去から見ていたら、ワゴンリーフが気軽に手に入らなくなり別のヘルパーリーフに変更して対応しているのを見て、あれ?どんな構造なんだ??と思いマニュアルを見ると、ヘルパーリーフだけ外せそうなのでやってみました。
たぶん、バイクを積むとヘルパーの硬さ領域入るかな。今度、試してみます。
>フロントのシャコタンは、20,30mm位なら全然OKみたいです。
おお!うれしい情報です。
って、実は昨日ちょっと試してみたのですが、バーを固定調整しているダブルナットが全然まわせなかった。低いジャッキアップで寝そべっての作業なので力も入れれないし・・・
私もお店でやってもらおうかな?
リフトさえあればたいした作業でもないだろうから工賃も安いだろうし。頼むならやっぱハイエース専門店が情報と知識が豊富なのでよさげですね。幸いユーアイ名古屋支店もできたし。
(名古屋といいつつ一宮市でちょっと遠いけど・・・)
手間暇はかかるけど、こりゃ良さそうですね。
後は、バイク積んだらどんな塩梅になるかレポ宜しくお願いしまっす。
私もそれ見たらGOします(笑)。
フロントのシャコタンは、20,30mm位なら全然OKみたいです。
取引先の社長の200系ワイドS-GL4駆がその位落としてます。
カーライフオートで作業して貰って、確実安全な車高短にしてもらったそうです。トーションバー緩めるだけだし、こちらも安く出来ますね。
見た目も20mm違うと全然印象が違います(16インチ車両だったけど)。良い感じで前下がりかな。
ただし、リアが若干上がったので、ウインドサーフィンのボードの積み下ろしがちょっと大変になったかなって言ってました(社長さんウインドサーファー)。
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