2011夏休みツーリング 8月4日~8月6日(名古屋自宅~苫小牧港)

名古屋自宅前

北海道に行くと決めてから約3ヶ月、フェリーの予約を取ってからちょうど2ヶ月経ち、いよいよ出発の時がやってまいりました。
長~い夏休みではありますが、それでも広大な北海道を周ろうとすると時間はまったく足りない。
よって、なるべく効率良く巡るために先回記事でも紹介したよう、
行き先・ルートはだいたい決めてある。ただ走るのにかかる時間はまったく読めないため、
そこは自由度優先で宿は取らず、行き着いた先のキャンプ場でキャンプをすると決めてあったので準備も万端です。
現地でのキャンプ場情報は「0円まっぷ」と詳細な場所についてはW650に付けてあるPND(ナビのことね)が頼りです。
(意外に北海道のキャンプ場はどこも登録してあって、
”きちんとキャンプ場の名称さえ入れれば”ナビにもちゃんと出てくる。一応バイク用を謳っているからか?)

いよいよ出発と言ったものの、名古屋港から出航するのは8月4日の午後7:00、
そして北海道に上陸できるのは8月6日の午前11:00頃ですのでほぼ2日はフェリーに監禁されます。
なので、この日は私の自宅から30分もあれば着いてしまうフェリー乗り場までしかバイクには乗りません。

名古屋港フェリーターミナル

あっと言う間に名古屋港のフェリーターミナルに到着。
船内での食事は値段が高いと聞いていたので、この日の晩飯用に途中のスーパーで弁当とつまみ、
あとは翌日の朝食のパン、ペット2Lのお茶を買っておきました。
この後、乗船手続きをしていよいよ乗船です。
バイクを船に載せてどこかに行くのは初めてなのでドキドキします。
車ではだいぶ前にストーン君やMASA君と四国にうどんを食いに行った時、
帰りは橋を使わず連絡船を使ったので経験したことはある。
今回みたいにでかくは無いけど・・・

ちなみに乗船手続きの際はバイクのナンバープレートの登録情報を聞かれますのであらかじめメモっておくと良いかも。
私はわざわざ外のバイク置き場まで見に行くはめになった。
後から財布に入れていたのを思い出したんだが、むろ君のように任意保険の控えを見れば早かった・・・

名古屋トリトン

既に乗船しています(^_^;)
乗船手続きが終わると慌しくフェリーにバイクを載せたので途中で写真を撮っている暇がありませんでした・・・
バイクでフェリーに乗ると、バイク用のスペースに誘導され、係り員の指示にしたがいバイクを停車させます。
そうすると、係り員がバイクとフェリーをタイダウンというかワイヤーでがっちりと固定してくれます。

w650 in 太平洋フェリー

写真は固定解除後ですが、こんな感じでバイクのフロントから壁にくっつける感じで固定されます。

その後、フェリーが出航すると駐車している階には降りられなくなるので、
フェリー内での生活に必要な荷物を別けて持っていく必要があります。
あらかじめ小分けにしておくと楽かもね。まぁ、出航までは時間があるので十分に準備する時間はありますがね。
(客室からのエレベーター前にいるチケットを確認する係り員に相談すれば出航前なら何度でも駐車場まで降りられます。)

太平洋フェリーB寝台ルーム

これが丸2日間お世話になったスペースです。
まぁ、ここは寝る・寝転がるをしたい時に居るだけで普段はラウンジや甲板をうろうろしていましたがね。
私らはB寝台というので予約しましたので、このようにちゃんと仕切りもあるプライベート空間が保たれます。
若ければ2等室で知らないライダーとワイワイやるのも良いのかもしれないが
、もうおっさんなのでそういう出会いはあまり求めていない。逆に寝られる時はしっかり寝ておきたいってのが本音なもんでね。
友人宅に泊めてもらったり、キャンプでテントで寝るようになってからは割りとどこでも寝られるようになったんだが、
私、もともと寝つきが悪い方で昔は自分の部屋以外ではあまり寝られない性質だったんですよね・・・
いまだ、走行中の車の中や電車の中ではよっぽど疲れているか、かなり酔っ払っていないと寝れないですし・・・
今回はこの仕切りがある空間のおかげでか、
フェリーの巨大なエンジンによるけっこうな低周波振動の中なのに2夜とも熟睡できたな(笑)

夕暮れ

乗船後、いろいろ整理整頓しているうちに日も暮れ始め、出航間近となりました。
名港トリトンは昼と夜、陸からか橋を走行しながらかでしか見たことが無かったけど、
夕暮れ時はなかなか絵になって良いものですね。架かっている場所が場所だけに、
他の地方のつり橋と違ってあんまり人気のスポットでは無いようですがね。

伊勢湾灯台

で、出航しました。こんな巨大な船の出航ではまず、名古屋港内でバックしながら旋回して、
反対岸ギリギリに来たら、だいぶ前を向いていて、そこから全開で進みます。
この動作にはけっこう時間がかかりましたが、前を向いて進みだすと思いの他速い速度で進みます。
速度全開になってからすぐに名港トリトンの下をくぐるのですが近いだけあってすごい迫力があって、
動画を撮っていたら、あっと今に見えなくなっちゃいましたもの。
(過去に会社の祝い事で伊勢湾クルーズっていうコースで昼間半日、
このフェリーに乗ったことはあるんですが、当時は見所の名港トリトンもセントレア無かったもんな。)

んで、灯台のある名古屋港の埠頭を出る頃には辺りも完全に暗くなっていたので、
しばらくの間は知多半島沿岸の街や海上飛行場であるセントレアの明かりを綺麗だなぁとぼーっと眺めていたのですが、
外海に向け伊勢湾を出るあたりからは陸の明かりも無くなり、
周り中真っ暗になり見ていてもつまらなくなったので、晩飯にします。
晩飯はフェリー乗り場に来るときに買ったスーパーの弁当とつまみ、そして船内の自販機で買ったスーパードライです。
外のベンチが空いていたのでそこでむろ君と二人、屋形船気分で宴会です。
ただ、けっこうな速度が出ているからか外海に出るとけっこうな風があって、
時折波しぶきも舞って飛んでくる潮風の中で居座るのも辛くなったので食事を済ませたらすぐに中に入りました。

この後は風呂に入って、しばらく船内を探索して、
夜の10時からは船内のシアターで映画がやっていたのでそれを見て優雅な時を過ごし、すぐに寝ました。

いやぁ、暇すぎとか、つまらんとばかり聞かされていたフェリーの中で過ごす時間だが、
想像していたよりも楽しいぞ。そう感じるのは乗り物好きな俺だからなのかな(^_^;)


フェリー移動2日目

フェリー進行中

天気も良くすがすがしい朝でした。順調に仙台港に向けて進んでいます。やはりけっこう速い。
海の上のくせにたしか40km/hは出ているらしいです。ロードチャリ平地本気こぎくらいの速度かな?

福島

ご覧の通り福島原発辺りでは地図に書いてある航路から軽く30km以上外を航行していました。

果てしなく水平線

おかげでか、陸地なんてものはまったく見えず、360度果てしなく水平線が広がっています。
当然、ソフトバンクも3G圏外でネットは繋がりません。
この日の午前中は天気が良かったのでボーっと海を眺めているだけでもすごく気持ちが良かったなぁ。

カレーライス、サラダ付き

朝食は、昨日の晩飯と一緒にスーパーで買っておいた惣菜パンと船内自販機の缶コーヒーだったのですが、
そこで持ち込み食料は尽きたので昼食は船内のカフェでカレーライスを食べました。
カレーライス単品だと500円、サラダをつけると+100円で合計600円とこういう場にしてはかなり良心的価格です。
味もレトルトでは無くしっかりしたお店で食べるような作りで、ボリュームもしっかりあります。うまかったです。

カフェのメニュー

カフェのメニューです。他の食べ物も割りと普通の値段で提供していまいた。
アルコール類はさすがにちょっと高いと思うけど・・・
(自販機の缶ビールや酎ハイは陸地の自販機価格と変わらないので、優雅な旅で無い人はそちらを。)
あと、写真を撮り忘れたがおみやげやさんもあり、
まだ上陸もしていないのに北海道土産がいっぱい販売していました(笑)
もちろん万人に喜ばれ、北海道土産としては手堅い「白い恋人」もあった。

フェリー内のラウンジ

ここが、普段座って本を読んだり、携帯をいじっているラウンジ。
この時はちょうどピアノリサイタル中。こんな感じでまったりと時間を過ごします。

フェリー内シアター入り口

ここが夜に映画(DVDをスクリーンに映して上映)を見れるシアターの入り口。
昨晩は中井貴一主演の「レイルウェイズ」って作品をみました。
ちょっと展開が飛びすぎな作品だったけど、自分の人生を考えさせられ、なかなか面白かった。
今度、私には馴染み深い富山電鉄を題材にした第二段がやると地元の新聞で取り上げられていたな。

てな感じでうろうろして写真を撮ったりしているうちに立ち寄り港である仙台港に近づいてきました。

海霧発生

スマホのオフライン地図で航路を時々確認していたのですが、仙台港手前まではだいぶ沖を航行
していて、港に向け、カクンと曲がって陸に近づくとこんな状態に。
NHKのある番組によると三陸沖は、
夏の太平洋高気圧の勢力が強い時はいつもこんな感じで海から霧が発生するようです。
そして、ここより北で発生する海霧が高気圧による南風に乗って釧路に到達し、
釧路湿原を通って摩周湖に到達しているようです。摩周湖の霧のほとんどは実は海からもたされる霧だったんですね。
実際もまさにその通りでこの後、苫小牧港に入るまでの海上の風景はずっとこんな感じだった・・・

座礁したままのタンカー

港に入ると、ちょっとショッキングな風景が・・・
けっこうでかいタンカーか貨物船が津波で陸上に上がってそのまんまになっています。
おそらくでかすぎて対処しようが無いのかと。

仙台港

仙台港に着岸してからの風景です。
港自体は思ったより綺麗に片付けれていて、十分機能していますが、
ちょっと内陸に目をやると津波で流れてしまっただろう瓦礫の山が所々に・・・
金網のフェンスもそこらじゅうでひん曲がっていて、津波での被害はちょっとだけ見ることができました。

本来、仙台港では名古屋からの乗船者も一時上陸できるようなんですが、
今は余震の心配があるため仙台で降りる人以外は外出禁止令が出ていました。
もしも大きな余震がきた際、フェリーはそのまま沖に出て退避する可能性があるからみたいです。

で、仙台からの乗り入れもあるので3時間滞在した後、苫小牧港に向けて出航となります。

仙台港を出航すると、すぐにレストランのディナータイムが始まります。
2日目の晩飯はせっかくなのでディナーを食べようと、前から決めていたのでさっそく食べに行きます。

ディナー一皿目

ディナーは夜7時から9時まで2時間制限のバイキング方式です。
なのでちょっと見栄えが質素ですが、ホテルバイキング風な料理が揃っていました。
寿司は・・・やっぱいまいちでしたね。まぁ、ライス代わりと思えばまぁまぁですが。

ディナー二皿目

一皿目はあっという間にペロンチョだったのですぐに二皿目突入です。
この日の目玉はビーフステーキだったので行列が落ち着いた頃に取りに行きました。
なかなか良い肉でしかも目の前で焼いているものを順番に持っていくので柔らかくておいしかったです。
ステーキはこのあと、もう一枚お代わりしました。
んで、デザートにアイスクリームやフルーツを食べ、さらに食後のコーヒーで時間いっぱい粘ります。
ここまで食って飲んでして2,000円なのでまぁまぁ良いメシだったと思いますよ。

で、この後は昨日と同じパターンで風呂入って、映画見て、12時過ぎに就寝でした。
この日の映画はキャメロンディアスがちょい役で出ている、「グリーン・ホーネット」ってやつだった。
まぁ、無茶苦茶であほみたいな映画だったけど、単純明快でそれなりには楽しめました。

2日目も暇で苦痛になることも無く楽しく過ごせたと思う。
というか、船旅のこの時間がゆっくり流れる感じ、けっこう好きだな。
これぐらいなら、一人旅でもぜんぜん平気なレベルだと思う。
この時代、時々ネットにつながることもできたし、
デジカメで写真を撮ったりで時間がつぶせたので、その恩恵はでかいのかも知れませんがね。


フェリー移動3日目

3日目朝

昨晩もぐっすり眠り、普通に目が覚めました。
顔を洗いに行ったついでに、外を確認してみると、やはり海霧の中を突き進んでいます。
しかし、すごい霧だった。視界は20mと言ったところか。
今の時代はGPSもあるので航行は容易いのでしょうが、
レーダーも何も無い時代だとこんな状態はまさに命がけの航行だったんでしょうね。

苫小牧港フェリーターミナル

で、この日も朝はラウンジでTV(衛星放送)を見たりしているうちにあっちゅうまに時は過ぎ、
苫小牧港についてしまいました。この写真を撮ったあと、フェリーを降りる準備をぼちぼちと始めました。

ここ以降、北海道に上陸してからは、次回の記事に続く。

この期間撮ったデジカメ写真は以下のウェブアルバムにピックアップして入れてあります。
今回記事内の写真とダブっているものがほとんどですが良かったらそちらも見てやってください。

2011年08月04日-08月06日
(名古屋~仙台~北海道)

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2011夏休みツーリング 8月4日~8月6日(名古屋自宅~苫小牧港)” への6件のコメント

  1. 続きが楽しみです(^^)。

    ちなみに、私もいつか世界の船旅がしたいという夢があるのです。
    超豪華客船オアシス号で行くクルーズ。
    これ、豪華豪華客船ですが激安なのです。
    7泊8日で7万位から宿泊できるようで、個人で旅行するのは、ちょっと非現実的ではありますが。
    将来、長期休暇が取れるような状態になったら、代理店通して行きたいなぁと思ってます。

  2. いよいよ来ましたね。っていっぱい書くことがあるもんですね。
    写真をマメに撮ると、それがキッカケで思い出して日記が書けるんだろうなぁと、旅後半で気が付いた(笑)
    ゆずさん結構写真とってましたもんね。

    船、楽しいですよね。
    帰りのフェリーも飯・風呂・読書・映画の繰り返しであっという間でした。
    Blogにも書いたけど、ベンチが無かったのが凄く残念でしたので、
    いしかりより断然きその方がよかったです。

    >フェリーを降りる
    後ろから走って私の下船をビデオに撮るって話だったのに、私がエンジン掛けれなくて歩きで下船したのを思い出した(笑)
    そのシーンビデオ撮ってもらってたら面白かったでしょうね(笑)

  3. >続きが楽しみです(^^)。
    期待の応えられるかは微妙ですが、がんばります。

    >超豪華客船オアシス号
    こりゃすげーや 😯
    船内事体がもうアミューズメントパーク状態だ(笑)
    子供が成人して夫婦でのんびり世界旅ってのは私も憧れます。

  4. >写真をマメに撮ると
    ブログをやり始めると後の記事のために写真をバンバン撮るようになった。
    良い場面では失敗の予備も考えて2、3枚撮る様になったし(^_^;)
    私、写真を見ながら文章を考えるってのが昔から基本だったしね。
    フィルムの残りとかを気にしなくて良いデジカメ様様です。
    デジカメはその分電池残量が心配だが、だから今回のような長丁場では予備バッテリーが欲しかったのですよ。
    でも、北海道を走ると走行中の絵はまじで欲しくなるよね。

    >そのシーンビデオ撮ってもらってたら面白かった
    次回の記事で、このネタは登場します。
    残念ながらビデオには、横でキックをシュコシュコやっている音がかろうじて聞こえるくらいですが・・・
    いやでも、あの時はまじでムロ君の北海道ツー、いきなり終了か?って焦ったよ・・・

  5. レポート乙です!
    いよいよ上陸ですねえ。続きが気になってわくわくしますねえ。
    楽しみにしてます。

    船旅良いですよねえ。特に長距離フェリーは。
    昔船乗りになりたくて商船大学を志望してたこともありました。

    ウチの大学(本学)は海洋学部もあって、研修船で他学部の人も一ヶ月ほど海外海洋研修できたんですが、参加費用が高いし貧乏学生には無理でした・・・

    私は、おがさわら丸で小笠原に行きたいなあ。
    結婚前に本気で行く計画を立ててお金貯めてたんですが、ロドスタ自損で修理費に消えました・・・
    今思えば修理せずに小笠原に行ってれば人生ちょっと変わってたかもなあ、なんて思います(笑)

  6. 上陸後1日目アップしますた。
    書いているうちにいろいろ思い出してきて、自分でもニヤニヤしています(笑)
    MASA君もこれを見て、過去をいろいろ思い出してきてもらえれば幸いです。

    >小笠原
    小笠原の島々ってどこにも飛行場がないんですってね。ついこないだ知ってビックリしました。
    ある意味、北海道より遠い地ですね。私もいつか行ってみたい所です。

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